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2025.05.14
憩いと観光 新拠点に期待 八戸・ミチル種差で内覧会 22日からプレオープン
デーリー東北新聞社(広瀬知明社長)が八戸市鮫町の種差海岸芝生地エリアに整備した、飲食と宿泊を核とする複合施設「ミチル種差」で5月14日、開業前の内覧会が開かれました。出席した関係者はこだわりの洋食を提供するレストラン棟や、宿泊棟などを見学し、新たな観光拠点の誕生に期待を寄せました。22~25日のプレオープンを経て、27日にグランドオープンします。
施設の整備は本紙創刊80周年記念事業の一環で、種差海岸インフォメーションセンター西側の旅館宝台跡地に昨年4月に着工。約3100平方メートルの敷地に、レストラン棟と戸建てタイプの宿泊棟3棟を建設しました。
レストラン棟では、魚や肉など旬の地元食材を使った洋食を、ランチと予約制のディナーで提供します。ジェラートや軽食を販売するテイクアウトコーナーと、北奥羽地方の厳選した特産品を扱うショップ「1to9(ワントゥナイン)」も併設しました。
宿泊は1棟当たり4人(当面2人で、3人以上は要相談)まで利用可能です。全棟にテラスを備え、夏はバーベキューも楽しめます。
内覧会には行政や報道、金融機関など関係者約50人が出席しました。施設を見学後、レストラン棟で洋食の創作料理を味わいました。
広瀬社長は「地域住民の憩いの場として愛されると同時に、インバウンド(訪日客)を含む県外客でにぎわうよう精進します」とあいさつ。施設を運営する子会社「DTプロジェクト」の荒瀬潔代表(デーリー東北新聞社会長)は「施設を成功させ、人と自然が共存する種差をより輝かしい観光地にしたい」と強調しました。
問い合わせはDTプロジェクト=電話0178(70)5256、午前10時~午後5時=へ。
【写真説明】
レストラン棟で洋食料理の説明を受ける出席者=14日、八戸市鮫町